児玉桂子、為せば成る!!〜夢はドイツ式 “地域密着×女子サッカー”の体現〜

児玉桂子、念願のドイツへ 〜現状報告と挑戦の経緯〜

ドイツ1部、ブンデスリーガ女子のボルシア・メンヘングラードバッハに所属する児玉桂子選手にお話を聞きました。

先日の続きで、後編です。

以下、どうぞ御一読ください。

 

 

ー 日本のリーグと比べて、どう違いを感じますか?

 

比べることは難しいですね。

フィジカルは強いですし、タイミングも日本とは違います。

でも、単純な技術は、日本の方が上に感じます。

なぜ比べられないかと言うと、やるサッカーが全く違うからです。

日本は組織で崩すことを優先しますが、ドイツは結果良ければ全て良しのところがあるので、個人の力はもっと磨いていかないといけないですし、まず第一にまた怪我をしない為にもしっかりトレーニングを積みたいと思っています。

 

 

 

ー ドイツでサッカーをやる上で一番苦労していることはなんですか?

 

自己主張です。

あまり得意ではないのですが…

他の選手のミスを言わないと私のミスにされることがあったので、違うものは違うと言うようにしなければいけないと思います。

自己主張がすごく強いので、聞くだけではダメだなと感じます。

まだまだですが、語学力はとても欠かせないものだと思います。

日本とは全く違うなと思うのは、日本だったらミーティングは監督の考えや意見を聞く場として用いることが多いと思いますが、

ドイツで感じたのは、ミーティングでも監督に対してガンガン意見を言いますし、意見を問われることが多いです。
みんなのカバーリングのおかげでなんとか乗り切っています笑

 

 

 

ー 生活は楽しいですか?また具体的にドイツはどのようなところだと思いますか?日本と比較してみてください。

 

楽しいです!

サッカーが溢れていて土日はどこでもサッカーの試合がやっていますよ。

身近にサッカーがあります!

生活面では野菜や果物は安いので外食をしなければ安く抑えることもできますし、パンも美味しくて、私の住んでいる町の気候は故郷の仙台に似ていて生活しやすいです。

食事は合わないものはあまりないです!

でも日本食がやっぱり1番です!笑

 

 

 

ー ドイツ語は通じていますか?どのように勉強していますか?

 

まだまだです。

いろんな方に支えてもらったり、ドイツ語を教えてもらったりしています。

少し前ですが、治療のための病院に1人で頑張って行くようにしていました。

チームドクターなので優しく接してくれて、安心でした。

1対1で話す時に頑張って話そうとする外国人(私)に耳を傾けてくれるので助かっています。

しかし、日本だと診察ではお医者さんが親身になってゆっくり説明してくれたり、質問してくれたりしますが、ドイツの診察時間は本当に短いです。笑

パッパッパっと数分で終わります。

なのでここでも自己主張が必要で、早く言いたいことを言わないと診察が終わってしまうので、伝えたいことを前もって2.3個考えて、ドクターが来たらすぐ伝えています!笑

毎回ドキドキでした…(汗

リハビリでもトレーナーに痛い動作を伝えたり質問したり、早くサッカーしたいと言って困らせています!

わかってるよとなだめてもらっていますね。笑

施設には受付のお姉さんや他のトレーナーの皆さんに名前を覚えてもらえました。

怪我の功名というものでしょうか。笑

選手以外の一般のお客さんもいるので、髪切ったねと言ってもらったり、名前を当て字で漢字にしてあげて喜んでもらったりしていました。

怪我をする前は、学校に行っていたのですが、リハビリの時間と重なってしまうこともあってなかなか行けていません。

少し前ですが、チームメートとご飯やマーケットに行きました!

このような感じで生きるドイツ語を学んでいます!笑

その日に伝えたいことを考えて覚えて、知らない言葉を言われたら、後から調べたり教えてもらったりすることが多いのでまだまだ勉強しないといけません。

しかし、分からなくても行ってみたら何か発見があったり、新しい人に会えたりします。

そこは海外ならではの面白さかなと思います。

 

 

 

ー 今後の目標、さらにはその先の夢を教えてください。

 

先日、今シーズンの最後の試合を終えました。

チームのために力を出せたらその先に何か見えるのではないかと思って取り組んでいました。

今後考えていることとしては、

“ 地域密着 × スポーツ(女子サッカー) ” です。

今のような経験や発見を活かして、いずれは東日本大震災の時に何もできなかった故郷への活動と女子サッカーを選手としてだけでなく、選手をしながら地域への活動にもフォーカスできたらいいなと思っています。

話は遡りますが、高校卒業後の進路を決める時に私が大事にしたことは大学に行くことです。

何をしたいという明確なものはなかったのですが、将来を考えた時に大学で勉強したいと考えていました。

なぜなら、サッカーだけ生きて行くことはできないと思ったからです。

今はプロ選手が増えて来ていますがほんの一握りです。

スポーツによって給料や人気度が違うのは当たり前です。

女子サッカーを知ったきっかけが2011年の女子ワールドカップの方は多いと思います。

その人気が文化になったかというとそうではない思っていて、それは観客動員数という数字で明らかになっています。

女子サッカーの魅力を多くの人に知ってもらいたいなと思っています。

きっかけはなんでもいいですし、1人でも多くの人が見たいと思ってもらえるようなきっかけ作りに関わって見たいなと考えています。

私が所属しているチームの男子(現在ブンデスリーガ2位)はすごく強豪でスタジアムから全てにおいてすごいのですが、女子だけのグランド・施設もあります。

日本で男子と女子を持つクラブは、共有して使用することがほとんどなので驚きました。

サッカーが文化になっているドイツのようになるために、どうするべきか、特に女子サッカーが根付くためには…… 勉強することやしなければいけないことがたくさんあります。

例えば、川崎フロンターレの地域へのアプローチ、栃木FCのえとみほさんやアルビレックス新潟の是永さんの取り組みに興味があって、勝手にTwitterをフォローしています。

最近でいうと日テレベレーザの籾木選手が魅力的な活動(5000人満員プロジェクト)をしていましたね。

あれだけサッカーが上手で日本代表の選手が思ったことを行動に表して4633人のお客さん、サポーターを集めたのは単純に本当にすごいなと思いました。

これを機にスポーツ×地域密着をしている方と繋がれたら嬉しいです!!!

 

 
ー 好きな言葉(座右の銘)と、自分がいつも心掛けていることを教えてください。

 

・為せば成る 為さねば成らぬ何事も 為さぬは人の情けなりけり

・努力は夢中には勝てない

何事にも意味があるし、全て自分のためだと思っています!
日本でならありえないことがここではあり得るので
どんな時もこんなこともあるのかーという感じで受け止めています!

 

 

 

ー 最後に、これから海外に飛び立とうとする若者にアドバイスをください。

 

勇気を出して行けば、知ることもたくさんありますし、知らないことを知ることは人として成長できると思います。

知らないことを楽しんでください!!!

 

最後になりますが、このような機会をいただきありがとうございました。

 

IMG_3398

 

ー 児玉選手の益々のご活躍を期待しています。

 

 

TWINKLES 事務局

児玉桂子、念願のドイツへ 〜現状報告と挑戦の経緯〜

今回は、Borussia Mönchengladbach(ブンデスリーガ、ドイツ1部)に所属する児玉桂子選手にお話を聞かせていただきました。

2回に渡り、掲載致します。

 

IMG_A275A45FF6A9-1

 

ー 本日は、お時間をいただき、ありがとうございます。よろしくお願い致します。

よろしくお願いします。

 

ー はじめに、ドイツでの所属クラブについて教えてください。

チームは、Bundesliga の Borussia Mönchengladbach です。

以前に、大津祐樹選手が所属していたチームの女子チームです。

先日まで、9月中旬にした怪我のリハビリしていましたが、今は無事に復帰しています。

 

 

ー どのような経緯でドイツでサッカーをすることを決めましたか?

小学生の頃に見たドイツ代表がものすごく強くて、その憧れが大きいかったです。

兄の影響で、小学1年生からフットサルを始め、その後にフットサルチームのコーチが監督をしているサッカーチームで、サッカーを始めました。

小学校4年生でした。

ただボールを蹴るのが好きな、サッカー少年のような少女で、卒業文集にドイツでサッカーをすると書きました。

普通の女の子のような可愛いことはあまり書いていませんでした(笑)

中学生になってからはあまり口にはしなかったので、あまり知られていない想いだと思います。

サッカーを始めた年がちょうど日本で行われた2002年の日韓ワールドカップの時で、地元にイタリア代表が来てくれ、とても身近にワールドカップを感じました。

しかし、兄がオリバー・カーンが大好きだったので、イタリアではなく、一緒になってドイツを応援していました。

もちろん日本も!!(笑)

戸田選手のヘアーや稲本選手の活躍、鈴木選手のつま先シュートが印象に残っています。

コカ・コーラさんがやっていた、スコアを当てて、何処かの国のタオルが当たるというキャンペーンで、見事スコアを当てて、奇跡的にドイツのタオルをもらえたのがとても嬉しかったです。

なので、日本とオリバー・カーン(そのW杯最優秀選手)を応援していました。

その翌年に行われた女子ワールドカップで優勝したドイツが男子の中でサッカーをしていたこともあり、女子サッカーを全く知らなかった私にとってとても印象的でした。

 

ー その頃からドイツを意識していたのですね。すごい!!その後もサッカーを続けていくわけですよね?

はい、中学生になり、”FC MIYAGIバルセロナ” というチームに入りました。

男子登録でやると決めて入ったもののチームメートは、上手い選手しかいなかったので、練習について行くのに必死でした。(男子登録で大会にも出ていました。)

女子の選抜に呼んでもらって、ナショナルトレセンに行かせてもらうことができ、女子の全国レベルの選手とトレーニングができたのも良かったです。

高校は、地元の常盤木学園高等学校に行きました。

阿部先生が私を発見してくれたのが私にとって1つのターニングポイントでした。

女子の大会に出ていない上に見た目も男の子のようだったので、全く誰にも知られていない私に練習試合をした時に、声をかけてくださいました。

それがきっかけで、入学することになりました。(入学時の3年生に熊谷紗希選手や桜本尚子選手、後藤三知選手などがいました。)

全国優勝や全日本女子サッカー選手権大会3位、年代別の代表の合宿に呼ばれることもあり
身近で日本のトップレベルの選手を感じることができました。

卒業後はアルビレックス新潟に入団しました。

新潟医療福祉大学で、高等学校体育教員免許とサッカーC級コーチライセンスを取得し、4年間メディカルフィットネス、1年間ロコパーク、アルビレックス新潟レディースで5年間、大学に通ったり働きながらプレーをしました。

怪我が多かったこともあり、新たな挑戦として、新たなところでプレーすることを決意し、AC長野パルセイロレディースに移籍をしました。

在籍した2年間は、素晴らしい芝と2年連続来場客数日本一のサポーターが応援してくれる最高のスタジアムで戦うことができました。

ホームではあまり負けなかったのは、サポーターの皆さんと、準備をしてくださった方々のおかげだと思います。

いろんな方に相談をし、今の所属チームから練習参加の連絡を受けたのですごく悩みましたが行くなら今だなと思い、たくさんの方に協力していただき来ることができました。

サポーターの皆様には直接ご挨拶することができず本当に申し訳ございません。

 

 

後編へ続く

 

(後編:ドイツでの苦悩と今後の展望)

 

 

TWINKLES

小野田翼 “クラブワールドカップ出場への長期計画” 〜ニュージーランドで翼を広げ、羽ばたくことができるか〜

小野田翼選手にインタビューさせていただきました。

以下、ご覧ください。

IMG_3052

 

 

1、ニュージーランドで現在何をしていますか?所属クラブ、仕事について教えてください。

 

今は、ニュージーランドの大学 ( Auckland University of Technology / オークランド工科大学 ) でビジネスを学んでいます。

今年はNZのウィンターリーグ1部の Bay Olympic というチームに所属してました。

 

 

2、どのような経緯でニュージーランドでサッカーをすることを決めましたか?

 

高校2年生の時に、自分が通っていた高校 (郁文館グローバル高校)が1年間全員留学するシステムで、NZのハミルトンという街に留学しました。

その留学中にAuckland City FC でプレーする岩田卓也選手とお会いさせてもらう機会を頂きました。

彼との出会いで、僕の人生が変わりました。高校卒業して再びNZに戻り、彼のようにFIFAクラブW杯に出場する!と。

 

 

3、日本のリーグと比べてレベルやスタイルはどう感じますか?

 

日本のトップリーグでのプレー経験がないので、一概にここが違うと言えるか分からないですが、レベルで言うとFIFAランキングでも分かるように、日本の方が上だと思います。

ラグビー大国、イギリスからの移民が多いのもあるのか、基本的にはフィジカル重視のDirty Football だと感じます。

 

 

4、ニュージーランドでサッカーをやる上で一番苦労していることはなんですか?

 

身体が小さいので、NZのフィジカルサッカーに苦労する点はあります。

1vs1のデュエルをしても、なかなか簡単に勝てることは出来ないので、いかに獲られないようにボールの位置、ファーストタッチ、ポジショニング等、視野を広げ、フィジカルで勝てない分、違う部分で勝るように工夫しながらプレーしてます。

 

 

5、生活は楽しいですか?また具体的にニュージーランドはどのようなところだと思いますか?日本と比較してみてください。

 

高校卒業して再びNZに来て3年経ちますが、生活はもう慣れてとても過ごしやすい場所です。
気候もよく自然が沢山あり、ゆったりと時間が流れてるように感じます。

今、私が住んでるオークランドは都心で、多くの移民が住んでいて非常にダイバーシティな街です。

一方他の街になれば、現地人が多く住んでおり、あまりアジア系の移民は見ることはありません。

街によって特徴があり、皆さんが思い浮かぶ、羊が多いというのはオークランドではあまり見る機会がないですが、他の街では日常的に見られる機会があると思います。

 

 

6、英語は通じていますか?どのように勉強していますか?

 

高校の1年間留学の際、ルールとして1人1校、オークランド以外の日本人があまりいない街、そして携帯も使えなかったので、日本語を話す人が周りに1人もいませんでした。

そこでの経験があり、語学力も人間力も上がり今では現地の大学にも通わせてもらってます。

よくどうすれば話せるようになるのか尋ねられますが、決して海外に行けば話せるようになるという事はありません。

大事なのは、いかに現地の人とコミュニケーションをとるかです。自分に甘えて常に日本人と交流してもなかなか語学力も人間力も上がらないと経験上思います。

発音や文法を気にすると言う方もいますが、現地の人らは皆さんが思うほど気にしてません。

語学力は自信とコミュニケーションの多さで上がると私は思います。

 

 

7、今後の目標、さらにはその先の夢を教えてください。

 

NZにはウィンターリーグ(NZを4つに分けた地方リーグ)とサマーリーグ(選抜された選手+外国人の全国リーグ、TV中継あり)があります。

まずは、サマーリーグのチームに入ること、そしてFIFAクラブW杯に新しく開催する2021年にNZのチームから出場するのが今の夢です。

それを達成するために、今年(2018)の11月に1ヶ月間スペイン、バルセロナに修行にも行かせて頂きました。

世界最高峰の国で判断力、戦術理解度、技術等多くを学べることができました。それを来季のNZでも活かせるようにしていきたいです。

大学でビジネスを学び、起業やスポーツビジネスにも興味があるので、どうすればこの国がプロリーグになるか、All Blacksのような人気をサッカーにも活かせないか。

色々な視点からスポーツを見てみたいのもあります。

 

IMG_3051

*スペインへ武者修行する小野田選手

 

 

8、好きな言葉(座右の銘)と、自分がいつも心掛けていることを教えてください。

 

“ Step out of your comfort zone “
自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出す

コンフォートゾーンとは、自分の居心地の良い場所を表します。

つまり、変化のない安全の場所です。

リスクを冒さないということも同じだと思います。

でも成長という観点からいうとそこから一歩踏み出さなきゃいけません。

そうすることで人間としての幅が広がるはずだと私は思います。

選手としてだけでなく、人間としても成長したい。

その為には環境を変えたり、あえて厳しい道を選ぶことです。

スペインに1ヶ月行って、多くの刺激を受けました。

これからも常に刺激を受け、成長、挑戦し続けたいです。

 

 

9、最後に、これから海外に飛び立とうとする若者にアドバイスをください。

 

まだ20歳で自分より年上の方も読んでるかもしれませんが、どんな環境にいる人でも、どんな位置にいる人でも、可能性はあると思います。

何かを学ぶためには、自分で経験する以外に良い方法はないです。

自分の目標、夢に対して、出来るんだと引き寄せの法則に従い、チャレンジすることは必ず上手くいくと思い込むことです。

応援はお願いするものでなく、応援するに値する存在であることで、自分自身も価値のある必要とされる人間になっていきます。
前に進む気持ちがあればいくらでも楽しめます。

 

 

小野田選手、ありがとうございました。

今後の活躍に期待しています。頑張ってください‼︎

 

IMG_3049

 

2019.3.29

 

 

 //pagead2.googlesyndication.com/pagead/js/adsbygoogle.js

(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({
google_ad_client: “ca-pub-5912155924915371”,
enable_page_level_ads: true
});

3カ国目の苦悩〜山根健汰が語るスペインのリアルな事情〜

山根選手のインタビューを掲載致します。

1、スペインで現在何をしていますか?所属クラブ、仕事について教えてください。

“Guinardo CF” というスペイン7部のクラブと先日契約し、プレーしています。
仕事は、バルセロナで1番人気のある、1時間以上の行列のできるラーメン屋” HIRO”で働いています。
 

 

2、どのような経緯でスペインでサッカーをすることを決めましたか?

前にEnglandでプレーしていて、イングランドサッカーを2年間で学びイングランドの強良さとスペインの技術を混ぜだ選手になりたかったからです。

あと、特に意味はないですが、3カ国語以上を話せるかっこいい人になりたかったからです。

 

 

3、日本のリーグと比べてレベルやスタイルはどう感じますか?

日本では、高校までしかプレーはした事がないのですが、オーストラリア、イングランド、スペイン、日本、それぞれが全く違うサッカーで、環境が違います。
イングランドは黒人の選手が多く、身体能力がものを言うサッカーで、逆にスペインはイングランドの感覚で身体をぶつけに行くと、うまく転ばれて、すぐにファールになってしまいます。
なんといってもスペインのワンタッチプレーの上手さは、他の国にはないと思います。必殺技というべきか、伝家の宝刀というべきか・・・笑
スペインのフォワードはイングランドと比べて得点するのにこだわりがなく、スペインはゴール前でもなるべく確率の高い仲間にパスを送る印象です。
イングランドのフォワードはもっとエゴイストで動き過ぎたりしたら怒られます。
それにスペインはプロ以外のほとんどのチームが人口芝ですがイギリスは天然芝がほとんどでした。

 

4、スペインでサッカーをやる上で一番苦労していることはなんですか?

やはり語学です。
英語ができるからなんとかなると思っていましたが、下のリーグに行けばいくほど英語が話せない選手が増えていきます。
街に出れば英語が話せる人もいますが、サッカー界ではなかなかいません…
プレーでは、やはりスペイン代表のサッカーを見ればわかるとおり、ポゼッションが上手いので、なかなかついていけません。
ワンタッチの質、そしてトラップの置き場所が桁違いに他の国より上手く感じます。

 

5、生活は楽しいですか?また具体的にスペインはどのようなところだと思いますか?日本と比較してみてください。

生活は、正直に言ってみんなが思ってる以上に辛い事の方が多いかもしれません。
でも、海外に長く住んでいて思うのが、やはり話せない間はつまらないし、辛いですが、話せる様になってから楽しい事が増えると思います。
それに食事の問題もありますし、工夫すれば日本食も食べられますが、僕はあまり料理が得意ではないので日本食がいつも恋しいです。日本の常識が世界では常識では無いのでそれほど深く考えないようにしています。
そんな所で文句を言っても仕方ないし、その国に適応するのが大事だと思います。

 

6、スペイン語は通じていますか?どのように勉強していますか?

英語を勉強していた時と比べて、スペイン語の方が話すのは楽かもしれないです。
定かではないですが、英語より聞き取りやすいかも知れません。
僕の勉強方法は、教科書を開くより、出来るだけ日常的なスペイン語に多く触れる事が大事だと思います。

 

7、今後の目標、さらにはその先の夢を教えてください。

まずは今ここスペインで1シーズン20得点以上とることと、この先スペインにどのくらいいるかわからないです、プリメーラカタラーナ(スペイン5部)以上には行きたいです。

 

8、好きな言葉(座右の銘)と、自分がいつも心掛けていることを教えてください。

人生は旅であり、旅とは人生である ー 中田英寿

 

9、最後に、これから海外に飛び立とうとする若者にアドバイスをください。

その人の目的によってもアドバイスが違います。
もし、サッカーでお金をもらいたいなら、おススメはしませんが、サッカーが上手くなって日本に持ち帰りたいとか、選手としてのスキルアップなら、スペインは最高の国だと思います。
日本に限らず、その他の国にないクオリティのサッカーの資質を持っています。
一日中サッカーのことを考えられるし、サッカーを見る場所もいっぱいあるし、サッカーチームもいっぱいあります。
でも、この国はあまりお金がある国ではないので、お金の事を期待するならアジア、ドイツ、オーストラリアなどに行く方が効率がいいでしょう。
また、スペイン語を学ぶならこの国はおススメです。オーストラリアやドイツなどに比べて日本人が少ないので、スペイン語の良い勉強になります。
日本が好きなスペイン人もいっぱいいて、語学交換ができるので、日本語環境を取り除くこができると思います。

TWINKLES 事務局

2019.03.21

先生になって東北の子ども達に夢を与えたい〜丹野賢貴、スペインで培った将来のビジョン〜

スペインフットサルリーグで活躍している丹野賢貴選手(3inkfutsal所属)にお話を伺いました。

秋田生まれ、山形育ちの丹野選手は、一年の多くの時間を室内練習に費やすことになる東北の子ども達が、自分のが頑張ることによって、大きな夢を持って頑張って欲しいという思いがあるそうです。

以下、丹野選手からのお話です。

− 丹野選手、本日はよろしくお願いします。まず、今、スペインでフットサルの選手をしている丹野選手ですが、どのような生活をされていますか?

「 “サンクガット”というクラブに所属しています。練習は週に2〜3回なので、それ以外の時間は語学学校に通ったり、バルセロナで定期的に開かれる日本系のお祭りのお店を手伝ってバイトさせてもらったりしています。基本的には語学の勉強をずっとしていますね。 」

− なぜ、スペインにフットサル留学をすることを決めましたか?

「 そもそも先生になろうとしてて…。

教育実習に行った際に自分の担任の先生はとてもいい先生で、すげー!こういう先生になりたいと思ったんです。

ところが、その時の隣のクラスの先生は、30歳後半で初めて教員になった先生で、そのように苦労した先生がいるんだなと思う反面、実際授業を見てみると、子供に対して主観的に評価をする先生で、その方針に疑問を抱きました。

受容する態度というか、人間的うつわというか、教育者たるもの人間性というのはとても大事だなと思いました。

その時、ふと、自分が先生になるんだったら、子供たちの良いところを見つけたり苦手なところを一緒に楽しむくらいの余裕のある先生になりたいと思ったんです。

だから大学を卒業してそのまま教師になるならないで、1回海外に行って、世界とはどんなところなのかを知ってから先生になろうと思いました。

それなら、昔からの夢だったフットサルで海外に行ってプロ選手になることを決意しました。

それと引き換えに友達と遊ばずに毎日トレーニングや勉強もたくさんしました。

みんなと違う目標を目指していたので、大学の同級生からは、いつも不思議そうな目で見られてましたね(笑)

大学卒業前に、自分の実力を試すために湘南ベルマーレの試験を受けました。

結果はテクニックはあるけど頭が悪いから不合格と言われました。

これがすごく悔しくて、更に絶対プロになってやろうとまた決意を改めました。

しかし、プロになると決意し、海外挑戦をする事にしたので、推薦で教師になって安定した給料を取るのもやめたし、保育士にもならなかったし、銀行員も断った。

そのぐらい気合入れて海外挑戦を決めました。」

− 日本のリーグと比べて、レベルやスタイルはどう感じますか?

「 “Move” がすごい上手だし、日本でやっていた時よりもプレースピードも速いし、考えながら走る習慣をつけるまでほんとに大変でした。

それぞれのチームでボールの回し方が違うので、開幕前から練習に参加できるとかなり丁寧に教えてくれます。

日本では、“move” はあまり丁寧に教えてもらえなかったので、毎日発見の連続でした。

1番面白いのは、選手一人一人が戦術な細かいところまで理解していて、教え合いをすることです。

もしくは監督との意見交換が活発なところです。

これが1番の驚きでした。

ディフェンス面でも大きく違うところがあって、1対1でディフェンスをするときの距離が日本より近いです。

なので、最初は得意なドリブルもなかなかできず、ほんとに苦戦しました。

フットサルのゲームの形式上一人一人がディフェンスを理解して連動するのは最も重要なことの1つです。

日本では、そこまで詳しく習わなかったので、ディフェンス面はほんとに苦労しました。

スペインには、年功序列もないし、空気を読むみたいな習慣がありません。

そして、みんなセレクションを受けて入ってるので、監督も欲しい選手だったり使い方をイメージして選手をとっているので、とても大事にされます。

上手くなりたい人はどんどん上に行けるし、下手な人もいっぱい質問すれば上手くなれるんで、ほんとに自分次第です。」

− スペインでフットサル選手をやる上で、一番苦労していることはなんですか?

「先ほどのことと繰り返しになってしまいますが、ディフェンス面では、距離感や連動すること、オフェンス面では、“次のプレーをイメージして走ること” これがすごい難しいです。」

− スペイン語は通じていますか?また、どのように勉強していますか?

「最低限通じていますね。

冗談を言うこともできるようになってきたので、友人関係を作るのもより簡単になってきました。

日本語を勉強したいスペイン人も多いので、そういう人たちと友達になって、語学勉強を交換し合っています。

勉強法としては、渡された教科書を一旦全部読む。

そして、わからない単語を全部調べて教科書を理解するように勉強しました。

家もスペイン人と一緒なので、学校終わりに、今日の出来事をスペイン語で話すのを習慣にしていました。

8ヶ月で語学学校のクラスのレベルを5つ上げられました。

もし一緒に勉強したいなんて人がいたら、ぜひ直接僕を訪ねてください。」

− 今後の目標、さらにはその先の夢を教えてください。

「直近の目標は、今のチームでこのシーズンで15ゴール決めることです。

そして、サンクガットのトップチームに上がることです。

サッカー以外の面では、バルセロナの大学院に入り、スペインの教育論を学び、どのように子どもを育てるのかを研究したいです。

夢は、どこの国でもいいから、選手として少しでもお金をもらい、プロ選手になることです。

その後は、教師になって、東北でたくさんサッカー教室を開いて、東北でも全国レベルになれる子供達の育成に協力できるようになりたいです。

自分の生まれた秋田県旧田代町の町おこしをしたい。

田舎の子供達に夢を与えたいです。」

− 好きな言葉(座右の銘)や自分がいつも心がけていることを教えてください。

「座右の銘は、吉田松陰の “今日よりぞ幼心を打ち捨てて、人となりにし道を踏めかし” と言う言葉です。

謙虚と感謝、男らしく、爽やかに生きることを大切にしています。

心がけていることは、“ ¡いつも心はabrirで! ” です。

スペイン語の先生にもらった言葉です。

abrirは、英語のopenと同じ意味です。

心を開いて全てを楽しめって意味ですね。」

− 最後に、これから海外に飛び立とうとする若者にアドバイスをください。

「 “目の前の壁が遠くにいる時はすごい大きい壁に感じるけど、近づいてみたら意外と自動ドアだったりするかもしれないよ” とナオトインティライミが言っていました。

まずは悩まず明日リュック背負って、ナオトインティライミを聞いて飛行機に乗りましょう。

心配無用!話はそれからです!」

− 丹野選手、本日はありがとうございました。夢に向かって頑張ってください。

TWINKLES事務局

2018.11.29

 

大塚明莉 スペイン女子2部デビュー

大塚明選手がスペイン女子2部リーグ Sant Gabriel (サン・ガブリエル) に入団し、デビューしました。

 

38768499_2146057655677091_3313604574949933056_n.jpg

 

以下、本人のSNSでのコメントです。

 

 

 

スペインに来て3ヶ月ちょっとが経ちました。

トライアウトを受けチームを決めたり、引っ越しをしたり、バイトを探して働いたり、いろいろなことがありました。

引っ越しはアプリを使って家主の人と連絡を取り合って家を見に行き、今住んでる家に決め、バイトは直談判に行って働かせてもらえるようになりました。

 

38825109_2146057712343752_3858826522576027648_n

 

チームの移籍手続きも終わり、公式戦にも出場できることになり、ようやく生活も落ち着くはずでしたが、バイト先で就労ストップをかけられてしまいました。

また落ち着かなくなってしまい今色々な手続きをしていていつになったら落ち着いた生活ができるんだろうと思います…

海外で生活をする大変さは覚悟はしてたけど思っていた以上に大変で、人生はそんな甘くないなと痛感させられることばかりです。

サッカーではスピード感、身体の強さに圧倒され、自分のプレーが出せなかったり…

でも、毎日の練習で学ぶことは多く、やっていてとても楽しいしもっともっと上手くなりたいと思わされる日々です。

今までのサッカー人生では自由に動いていいよと言ってもらえていたけど、先日の試合では動く形が決められていてそのように動かないといけないので難しかった。

またディフェンシブハーフで試合に出させてもらって、ずっとバランスを取らないといけず、上がりたいけど上がれないもどかしさもあり、日本とは違うプレー感に触れられました。しっかりと自分のプレーを確立して成長できるように頑張りたいです。

 

38930725_2146057749010415_7063668983559356416_n

 

チームメイト、スタッフ、出会った日本人の方々が本当にいい人達ばかりで楽しく過ごすことができてます。

 

言葉もサッカーも毎日が勉強。
サッカーはもちろん、人としてさらに成長できるように頑張ります。そして楽しく過ごしていきたいと思います。

 

46089058_2211367159146140_776127472587505664_n.jpg

 

 

TWINKLES事務局

 

 

2018.10.25

どんな環境でもコツコツと!! 〜ずっと続けてきたサッカーにこれからも全力で〜 進藤雅也

 

進藤雅也選手のインタビュー記事を掲載致します。

 

 

『 どんな環境でもコツコツと!!〜ずっと続けてきたサッカーにこれからも全力で〜 』

 

尚志高校ではキャプテンを務め、全国高校サッカー選手権にも出場しました進藤雅也くんにニュージーランドでの生活や現地のサッカー事情についてお話を伺いました。

 

若くして海外でたくさんの経験を積む進藤くんの今後がとても楽しみになりました。

 

ー 進藤くん、本日はどうぞよろしくお願いします。

まず、現在ニュージーランドで何をしていますか?所属クラブや仕事について教えてください。

 

 

「よろしくお願いします。今シーズンは、サッカー選手として、WinterリーグのAlbany AFCでプレーし、語学学校で英語の勉強とTAKUMIアスリートアカデミーで指導の勉強をさせてもらってます。
仕事はKenという日本食レストランで働いて生活しています。」

 

 

ー どのような経緯でニュージーランドでサッカーをすることを決めましたか?

 

 

「最初はニュージーランドに英語を学びに来ただけでしたが、19年間生きてきて、いきなりサッカーをやめたら自分が空っぽになった感じがして…

それで、もう一度プレーしたいと思い、結局また始めました。」

 

 

ー 日本のリーグと比べてサッカーのレベルやスタイルはどう感じますか?

 

「正直な感想、日本のトップレベルの方がレベルは高いです。コーチングも日本の方がしっかりしているように見えます。

ですが、NZならではの考え方があり、面白いです。NZの人はみんなサッカーを心から楽しんでいます。それが一番大事ですね…(笑)」

 

 

ー ニュージーランドでサッカーをやる上で一番苦労していることはなんですか?

 

「やっぱりコミュニケーションですね。言葉が通じないと辛いです。
僕は声出してプレーするプレーヤーでしたが、NZではそれが全然出来ず、自分らしいプレーが出来ませんでした。

あとはフィジカルですね。高校時代に結構筋トレをして、パワーをつけたつもりでしたが、勝てない時の方が多かったです。

さすが海外って感じでした。」

 

 

ー 生活は楽しいですか?また具体的にニュージーランドはどのようなところだと思いますか?日本と比較してみてください。

 

「とても楽しいです。

たまに語学学校のイベントなどにも参加しています。

快適に暮らしているが故に、海外にいる感じがそんなにしません。

オークランドに住んでいますが、沢山の国の人がいて日本人も沢山います。

自然も豊かでいいところです。」

 

 

ー 英語は通じていますか?どのように勉強していますか?

 

「語学学校に通ってますが、友達と話すのは簡単にできるようになりました。ただネイティヴスピーカーと話す時は、結構きついですね。話すスピード、発音、全てが違います。
あのレベルに達するのは相当先のことですね…。(汗)」

 

 

ー 今後の目標、さらにはその先の夢を教えてください。

 

「今後の目標はNZでまず英語と指導経験を沢山積むことです。

僕は指導者としては初心者なので、とにかくいっぱい経験を積みたいと思っています。

夢は海外のプロクラブの監督になることです。」

 

 

ー 好きな言葉(座右の銘)と、自分がいつも心掛けていることを教えてください。

 

「心がけてることが二つあります。

一つは何事もやるからには全力で前向きに。

もう一つはどんなところにいても自分を曲げずにコツコツやるとこです。

これはNZに来てから、改めて大切だと思っていることです。英語、指導者、僕はどちらも初心者です。

一気に伸びるわけはありません。なのでコツコツやります。」

 

 

ー 最後に、これから海外に飛び立とうとする若者にアドバイスをください。

「僕は19年間しか生きてませんが、自分の思った通りにならないことがほとんどでした。

人生はそういうものだと思います。

ですが、そこで折れずに進んでくことが大事だと思います。

綺麗事、言い訳は正直いくらでも言えます。

泥臭く自分の決断を信じて一緒懸命にやりましょう。僕もそういう生き方をしていこうと思います。」

 

 

ー ありがとうございます。これからも頑張ってください。

 

「ありがとうございます。」

 

 

最後に本人の希望で後輩にメッセージを残し、席を後にしました。

 

☆☆ 進藤くんより、選手権に出場する尚志高校の後輩にメッセージ

 

「自分の力を精一杯出し、選手権で目標である全国制覇を目指し、頑張ってください。
またその後に新しい目標を見つけてください。
遠くから応援しています。頑張れ!!」

 

 

 

 

TWINKLES事務局

 

 

2017.12.14

大塚裕貴 NZ1部古豪と契約

 

TWINKLES所属の大塚裕貴選手がニュージーランド1部リーグの”ワイタケレユナイテッド”と契約し、入団致しました。

 

すでに先日開幕したサマーリーグ(ISPS HANDA Premiership)に出場しており、開幕戦では初アシスト、第3節では初ゴールも記録しました。

 

Yuki Ohtsuka has already signed for WAITAKERE UNITED in New Zealand Summer League. (ISPS HANDA Premier lship)

 

We are honored to have been involved in his transfer and hopefully he realize his success massively.

 

 

以下、本人のコメントです。

 

 

この度は、ニュージーランドの伝統あるクラブの1つ、ワイタケレユナイテッドと契約することになりました。

 

僕を受け入れてくれたワイタケレに恩返し出来るように精一杯頑張ります。

 

今後もクラブワールドカップを目指し、精進していくと共に、ニュージーランドでしかできないような経験を積極的に見つけ、行動し、サッカー人生の後の自分を探しにいこうとも思っています。

 

いつも応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを忘れず、精一杯頑張りますので今後ともどうぞよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

大塚選手は、チームメイトやサポーターからも大人気で、彼の人柄の良さがサッカーのプレーにも影響し、ピッチ内外で頼りにされる存在です。

 

クラブワールドカップ目指して頑張れ!!

 

 

 

 

TWINKLES事務局

 

 

2017.11.9

人生一度はチャンピオンになる‼︎ 〜下山田志帆、ドイツでの挑戦〜 <後編>

『 人生一度はチャンピオンになる‼︎ 〜下山田志帆、ドイツでの挑戦〜 』

 

前編はこちら↓ ↓ ↓

人生一度はチャンピオンになる‼︎ 〜下山田志帆、ドイツでの挑戦〜 <前編>

 

<後編>

 

前回に引き続き、下山田志帆選手のインタビュー記事を掲載します。

後編ではドイツでの生活や今後の目標について語ってくれました。

 

 

 

ー ドイツでの生活は楽しいですか? また具体的にドイツはどのようなところだと思いますか?日本と比較してみてください。

 

「正直言って、かなり暇です(笑)

私が住んでいる地域が、ドイツの中でかなりの田舎であるということと、チームメイトが他の街に住んでいて且つ仕事と学校で、かまってくれないとうこともあり、 夜の練習までの間は娯楽のないこの環境で、出来ることを必死に探しています(笑)

ドイツに住んでいて気づいたことは、日本人は生まれながらのおもてなし体質なんだということ。

ドイツ人は、自分から飛び込まない限り相手に興味がないというか放置されるので。

娯楽も少なく、ただ広がる大自然の中で、感性を張り巡らせて暮らしています(笑)」

 

 

ー ドイツ語、英語は通じていますか?どのように勉強していますか?

 

「2ヶ月前からドイツ語学校に通っていて、現在はめちゃくちゃな文法ながらに自己主張は出来るようになったのと、ゆっくりであれば相手の話を聞き取れるようになりました。

ですが、やっぱりネイティブスピードについていくことはまだまだ難しいです。

英語の方が聞き取れるし、パッと言葉が出て来やすいのですが、最初の2週間以降はチームメイトにはドイツ語で話してもらうようにお願いしました。

自分では文法と単語の参考書を使って毎日自習しています。」

 

 

ー (さすが文武両道ですね。) 今後の目標、さらにはその先の夢を教えてください。

 

「側近の目標は、ドイツのトップリーグでプレーすることです。

今年1年は初海外ということで、2部でプレーをしながら海外サッカーというものを学び、感じることを目的に据えました。

そして、その経験を生かして来年以降に1部でプレーすることを目標に、今は各試合で結果を残すことにこだわっています。

私のサッカーにおける夢は、今まで1度も成し遂げたことのない国・世界レベルでの”チャンピオン”になること。

人生において、その経験は絶対にするんだと昔から決めています。

そのためにも、ドイツのトップリーグでプレー することは、”チャンピオン” を目指せるレベルに自分を成長させるためにも、そして物理的にも絶対条件です。

 

 

ー 好きな言葉(座右の銘)と、自分がいつも心掛けていることを教えてください。

 

”下手くその一心に勝る名人なし”自分は技術があるわけでも、身体能力が高いわけでもないので、 誰よりも努力しなければ絶対に成長はできないし、上にも上がっていけないと思っています。

今までの人生で、本当に苦労したことが転じて、本気でサッカーが楽しいと思える瞬間につながった経験があります。

またその瞬間を味わいたい一心で、この言葉を胸に毎日のトレーニングに励んでいます。

 

 

ー 最後に、これから海外に飛び立とうとする若者にアドバイスをください。

 

「私自身、まだ何も成し遂げていないし、周りに迷惑をかけてばかりの甘ちゃんなので、アドバイ スできる立場ではないですが…。(笑)
海外に飛び込むことは口で言うことは簡単だけれど、実際には、自分の頭で考えて物事を見極めなければならないし、思っている以上に周囲に頼らざるを得ないことも多く、間違いなく想像以上にきついです。

ですが、その分、自分のことを何も知らない人たちと触れ合い、且つ慣れ親しんでいない土地で、自分のやりたいことをチャレンジすることは、自分自身の可能性が広がっていく感覚を味わえ、本当に素晴らしい経験だと思います。

日本にいる時よりも、多くの労力がかかることは事実ですが、その労力に対して怖気付いたり引け目を感じるのではなく、まずは飛び込んでみることが大切で、飛び込んでみてから感じるものは良いものも悪いものも全て自分自身の素晴らしい人生の糧となると思います。」

 

 

ー 今後の活躍に期待しています。頑張ってください。

 

「ありがとうございました。」

 

22886210_1446891038763357_582626321093238637_n

 

 

下山田選手は、現在リーグ5節を終えて2ゴールを記録し、中心選手として活躍しています。
国内カップ戦では名門バイエルンミュンヘンとの対戦も決まり、国内外から注目が集まっています。

大学在学中、ドイツでこのようにプレーすることは全く想像できなかったと思います。
海を渡り、異国でプロ選手として挑戦する勇気と覚悟は計り知れないものがあったはずです。

私たちTWINKLESは彼女の動向を追うと共に、日本の皆さんとこれからも下山田選手の活躍に期待し、陰ながら見守っていきたいと思います。

また逐一報告致します。

 

 

 

TWINKLES事務局

 

2017.10.31

人生一度はチャンピオンになる‼︎ 〜下山田志帆、ドイツでの挑戦〜 <前編>

『 人生一度はチャンピオンになる‼︎ 〜下山田志帆、ドイツでの挑戦〜 』

 

<前編>

 

慶應大学を卒業後、ドイツに渡り、プロ選手の道を歩み始めた下山田志帆選手を取材しました。

どんな経緯で、どんな想いで海を渡り、挑戦を決めたのか、ドイツの女子サッカー事情、生活環境、今後の目標を語ってもらいました。

今回は、前編として、ドイツに渡った経緯と現地でのプレーに関して掲載します。

 

 

 

ー 下山田選手、本日はお忙しい中ありがとうございます。

 

「こちらこそ、このような機会を与えて頂き、ありがどうございます。どうぞよろしくお願いします。」

 

 

ー (いつも礼儀正しく、とても感じよく受け答えしてくれるアスリートです。) さて、下山田選手の現在について、お聞きします。今ドイツで何をされているか教えてください。

 

「私は現在ドイツの女子ブンデスリーガ2部リーグの ” SVMeppen ” というチームでプレーしています。」

 

 

ー サッカーの練習以外の時間は、他に仕事もしていますか?

 

「いいえ、仕事はしていません。

空いている時間は、チームが語学学校に通わせてくれています。

まずはドイツ語を勉強して、チームメイトとコミュニケーションをしっかれとれることが大事なので。」

 

 

ー どのような経緯で海外でサッカーをすることを決めましたか?

 

「そもそも、今までの人生で進路を選んだり、新しくサッカーをするチームを探したりする時に “サッカーだけじゃなく、他のことも成長できる環境かどうか” を大切にしてきました。

それは勉強の面や人間としての成長できるか、そこで出会う人達から何を学べるかといったことなどです。

その考えから、大学を卒業して、部活動ではなく、クラブチームでサッカーをすることを考えた時、慣れ親しんだ日本で、サッカー漬けになるよりも、様々な面で新しい経験ができ、また良い意味で苦労することになるであろう海外のチー ムでサッカーをしたいと強く思うようになりました。」

 

 

ー ドイツを選んだ理由は何ですか?

 

「なぜ、ドイツかについては、FIFAランクで もトップレベルの質の高さを身をもって体感したかったのと、ドイツ人の友達(現在の代理人)の存在が大きかったです。」

 

 

ー 日本のリーグと比べて、レベルやスタイルはどう感じますか?

 

ドイツ人は “タフさ” を求めてきます。

比較的はっきりしたプレー、分かりやすいプレー を好んでいる印象も受けます。

私の所属しているチームはそんな中でも、監督が技術のある選手が好きということもあり、短いパスを多用する戦術や高度な連携を求められることは多いですが、対戦する相手はサイド突破を意識したスタイルや、DFラインからダイレクトに攻撃してくるなど、 “勢い” に特化したスタイルは多いと感じます。

ブンデスリーガ2部のレベルは、日本との比較は難しいけれど、 リーグ上位のチームは日本のなでしこ1部リーグ下位、下位のチームはなでしこ2部リーグからチャレンジリーグといった個人的な印象です。
ドイツでは、それぞれの選手が自分の長所を活かすことを求められるので、各チームに日本人のように技術に優れている選手もいれば、足だけはめちゃくちゃ速い選手もいて、個性がはっきりしています。」

 

 

ー ドイツでサッカーをやる上で一番苦労していることはなんですか?

 

「球際の激しさにはだいぶ苦戦しています。

というのも、日本では “止める・蹴る” の技術を小さい頃から教え込まれていると思いますが、こっちでは止まっていたら確実に潰されます。

“止める・蹴る” の一連の動作が身体に染み込んでいる分、ボールと一緒に動きつつ、相手の勢いを抑えることが凄く難しいです。

でも、この球際の激しさとそれに伴う技術力の向上無しには、ドイツでの成長は見込めないと思います。」

 

つづく

 

人生一度はチャンピオンになる‼︎ 〜下山田志帆、ドイツでの挑戦〜 <後編>

 

 

後編では、ドイツでの生活や今後の目標について掲載予定です。

 

 

 

TWINKLES事務局

 

 

2017.10.26